『最後の猿の惑星』

NHKBSにて『最後の猿の惑星』録画。
懐かしかった(まだ全部は見てないけど)。
各作の原題は順に、
Planet of the Apes(猿の惑星
Beneath the Planet of the Apes(猿の惑星の下に)
Escape from the Planet of the Apes(猿の惑星からの脱出)
Conquest of the Planet of the Apes(猿の惑星の征服)
Battle for the Planet of the Apes(猿の惑星への闘争)
であることだなあ。
懐かしいといったけれど、僕は5作目以外はTV放映された吹替え版しか見ていなかったので、1作目で英語を喋るテイラーをみるのは初めてだったのだった。たぶんそのためだろうと思うのだが、猿が英語を喋っているのにテイラーたちが不時着した星が地球だとわからないのが非常に不自然に感じた。つまり、吹替え版を見ているときには「今みているのは翻訳されたものであり、オリジナルではないのだ」ということを半ば意識しつつ見ているということなんだろう。
そのほか感想もろもろ。
・チャールトン・へストンのテイラーがなにやら厭世的というか斜にかまえたような性格なのがおもしろい。ヘストンがイメージチェンジでもはかっていたんだろうか。
・不時着してうろうろする場面が思いのほか長く、またなんとなく『2001年宇宙の旅』に似ている。
・1作目でちょっと名前の出てくるハスライン博士が3作目で悪役として出てくるのが、『ターミネーター』シリーズの「サイバーダイン」みたい。
・『新』の冒頭で、ヘルメットを脱いであらわれた猿を見て米軍のえらい人がびっくりするシーンは何度見てもおもしろい。また、音楽をふたたびジェリー・ゴールドスミスが担当しているけどさすがに貫禄がちがうという感じ。
でした。