2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

星条旗と日の丸

星条旗があがったとき、アメリカ国民は アメリカで暮すあいだに、なんどか国旗や国歌について考える契機となる新鮮な経験をした。 アメリカでの生活が一年半ほどすぎたころ、子どもたちはプロ・スポーツのさかんなお国柄の影響を受けて、試合を見たがるよう…

小説家のつく嘘について、続き

http://d.hatena.ne.jp/takanofumio/20110526/p1の続き(こういうの多いなあ最近)。 というわけで『回転木馬のデッド・ヒート (講談社文庫)』を読み返していてハッと思い出したのは、そもそもこの人はなみいる批評家や研究者をだまくらかしてデビューした作…

運動会

今週の火曜日に運動会がありました。 遅番だったので午前中だけ見ることができました。コドモらの徒競走と次女のフラフープ。長女の組体操と次女のしっぽとりは残念ながら見られず。 わたしはちゃんとしたデジカメとかビデオカメラとかもってないので、よそ…

感想・批評・研究(その2)

http://d.hatena.ne.jp/takanofumio/20110530 の続き。何かを見たり聞いたりしたときにどうしようもなく持ってしまうものが「感想」、それを他人に説得的に伝えようとしたものが「批評」、さらに一般化して「私は(〜と思う)」という主語を取ったかたちで表…

memento mori

角川書店のPR誌「本の旅人」6月号が店に来ていたので、レジ横に出しつつ一冊もらってくる。 大島弓子『グーグーだって猫である』をみると、グーグーさんが亡くなられていて連載も最終回になっていた。サバの時とちがって、大島さんはグーグーが息をひきとる…