覚書き

「無垢の心と誘惑の影」

突然ですが。 大学3年になった春、所属していた学内の劇団の1コ下の後輩が「台本を書いたので演出をやってほしい」と言ってきた。 そのサークルでは(というかだいたいどこの学生劇団でもそうだと思うけど)学年が下のうちは下っ端・使い走りが主で、上級生…

ホオノキさんのこと。

「小学校の高学年、5・6年のときにね」 「うん」 「いっこ下に、ちょっと仲良くなった女の子がいたのね」 「へえ」 「小学校って中学や高校みたいに部活とかがないから、違う学年で仲良くなるのってあんまりないじゃん」 「まあね」 「だからたぶん、児童会…

無職な日々・日々の生活

失業中は、ハローワーク以外行かなければならない所というのがないわけで、もっぱら家事をやっていた。といっても掃除と夕飯の支度くらいである(洗濯はもともと自分の分は自分でやっていて、その他をヨメさんがやっていたのでそれには手を出さなかった)。…

無職な日々

某月末日 退職。 某月1日 図書館に行く。 2日 なぜか突然思い立ち、自転車で東京タワーを見物に行く(外から眺めただけ)。 3日 コドモをつれて近所の区立公園のアスレチック・コーナーに行く。 4日 ナニカの手続きをしに区役所に行く(何の用だったか忘れて…

会社にいたころのこと(休みがとれなかった話)

というわけで無職になった私がまず思ったことが「とりあえず2、3か月ほど休みたい」ということだった。 まあ世の中には私なんぞよりもっと忙しい方も休みをとれていない方も大勢いらっしゃるとは思いますのでことさら自分が自分がと出しゃばるつもりもないの…

会社を辞めるまでのこと

退職直前の一か月は、毎日けっこうあせりながら仕事をしていた。引き継ぎというほどの引き継ぎはなかったのだけど、学参を担当していてちょうど売場が入試対策から新学期に入れ替わる時期だったので、古い商品と新しい商品の入替えを、入荷のスケジュールを…

こんな夢をみた。 なんだかだだっ広い駐車場のようなところを、ネコと散歩している。 ネコはちょうちょをつかまえようと、ぴょこんと高く飛び上がったりしている。 自分はてっきりムギだとばかり思っていたのだけれど、追いかけていって抱っこしてみてはじめ…