運動会

今週の火曜日に運動会がありました。

遅番だったので午前中だけ見ることができました。コドモらの徒競走と次女のフラフープ。長女の組体操と次女のしっぽとりは残念ながら見られず。

わたしはちゃんとしたデジカメとかビデオカメラとかもってないので、よそのおとうさんおかあさんのようにナニガナンデモ前に出てベストショット撮るぞ! というかんじになれなくて、どうしても一歩ひいて見てしまうのです。するとついいろいろ不満に思えることも出てきたりして、そんなわけで長女の入学から6年間見てきた小学校の運動会の「ここがおかしい!」ばなし。

フラフープとか組体操とか、演技を見せるプログラムの、あれはなんて言えばいいんだ演劇用語だとミザンシーンというか、えーと要するに立ち位置について。あれだいたい会場の中央にならんで、本部のテントにむかって演技をいたしましょう? 本部にいるのって先生と運動会の運営をやってる子どもたちと、あと来賓席ですね。来賓はわかるんだけど、先生方と本部役員に見せるというのはどーなのか。むしろテントの両脇にいる保護者や、反対側でみてるほかの学年の子どもらにむかって演技を披露すべきではないのかと、これはずーっと思ってることなのです。いやもし小学校の運動会の趣旨が、じつは「練習の成果を校長先生および来賓のみなさまに披露する」というのであって、子どもの家族はそれをヨコから見せてもらうだけなのであるという思想なんだったら筋が通ってるんですが。学校からの運動会に関するお知らせをいろいろ探してみたこともあったんだけど、そういうことが書いてあるのは見つからなかった。

それから、競技に入る前の前置きみたいな各種セレモニーですけど、長い! 正直言って校長先生のハナシとか要らんと思う(あるいはひとこと「がんばれ!」だけだったりしたら、少なくとも私はものすごく先生に好感をもつと思う)。あと入場行進とかな。あの甲子園風の行進って、自分が学校にいたときはとくになんの感想ももってなかったけど、あらためて外から見るとけっこう不気味だとおもいました。あれもなんの必要があってやってるんだろう。

あとしょうもないはなしですが、徒競走のBGMになんだかJ-POPみたいな歌が流れてたのに精神的にコケた。やっぱり運動会のBGMつったら「天国と地獄」とか「ウィリアム・テル序曲」でないと、とこのへんは保守的なわたし。

うちのコドモらが同学年の大勢のともだちと一緒にいるのを見るのはなんだか不思議な気分。次女はうちではいちばんチビのはずなのに(除くネコ)他のともだちにまじると結構大きいなーと思ったり、長女は(ヘンな言い方だけど)すごく男前に見えたりしましたよ。