借りた本。

雨のなか図書館へ。家族もついてきた。

残虐記

残虐記

モモちゃんとアカネちゃんの本(1)ちいさいモモちゃん (児童文学創作シリーズ)

モモちゃんとアカネちゃんの本(1)ちいさいモモちゃん (児童文学創作シリーズ)

でんしゃでいこうでんしゃでかえろう (プラレール×体感×仕掛け×音【2歳・3歳・4歳児の絵本】)

でんしゃでいこうでんしゃでかえろう (プラレール×体感×仕掛け×音【2歳・3歳・4歳児の絵本】)

これはメイのぶん。
王さま魔法ゲーム (ぼくは王さま)

王さま魔法ゲーム (ぼくは王さま)

ゆうたはともだち (ゆうたくんちのいばりいぬ)

ゆうたはともだち (ゆうたくんちのいばりいぬ)

これはサツキが自分で借りた。
信長の棺

信長の棺

これはヨメさん。
夕方こんどはひとりで別の図書館にいってまた借りてくる。
グロテスク

グロテスク

柔らかな頬

柔らかな頬

ほんとはいちばん読みたかったのは『グロテスク』のほう。ここんとこ小倉千加子の対談集などをつづけて読んでいたら、例の「東電OL殺人事件」に盛んに言及しているのだけれど、この事件がおきた当時うちでは新聞をとっておらずTVのニュースなどを見る習慣もなかったので、どういう事件だったのかよく知らないのだ。ヨメさんが東電OL殺人事件 (新潮文庫)をもっていたのでちらっと見てみたのだが、著者の妙な思い込みが鬱陶しくてほうり出してしまった。そのかわり、と言っちゃあなんだが、桐野夏生の作のほうがおそらくよっぽど本質的なんじゃないかと思ったわけです。ただの勘なんですがね。
『グロテスク』は帯のウラのコピーがなんだかすごい迫力で、刊行当時それを見るたびにぞくぞくしながら平台に積んでた記憶が強烈である。いわく、

勝ちたい、勝ちたい、勝ちたい。
一番になりたい、尊敬されたい。
凄い社員だ、佐藤さんを入れてよかった、と言われたい。


誰か声をかけて。あたしを誘ってください。
お願いだから、あたしに優しい言葉をかけてください。
綺麗だって言って、可愛いって言って。
お茶でも飲まないかって囁いて。

これ小説のなかに出てくる文句なのかしら。それとも編集者が考えたんだろうか。*1

*1:後日追記 作中の科白でした。