『日本人の法意識』

 

日本人の法意識 (岩波新書 青版A-43)

日本人の法意識 (岩波新書 青版A-43)

 昔読んだこの本を読み返している。といってもわたしの読書タイムはベッドに入ってから寝るまでの時間で、最近は横になったとたんに眠りに落ちてしまう健康優良児状態なのでほとんど進まないのであった。

…法律のしろうとは、法律さえ作れば、何でもすぐ世の中は変ってしまうと思いがちである(たとえば、「親に孝行せよ」という規定を民法の中に書けば日本中の人々が親孝行になる、というような考えがつい近年まで大まじめに主張されていた)。

 「近年まで」じゃないよなあ。