『時かけ』その2

 ところでこの映画に出てくる芳山和子は、タイムリープのことを知っていたり、何より深町一男・堀川吾郎と3人で写っているらしい写真が飾ってあったりというのがヒジョーにひっかかる。
 これじゃ「原作・筒井康隆」というクレジットはすごく誤解を招くよなあ。せいぜい原作小説にインスパイアされた、とでも言うべきなんじゃないかしら(もちろん権利関係の話は別。ていうかわからん)。世界観が決定的にちがうわけなんだからさ。