都筑区再訪

 お休みでたいへんよいお天気なので、前回(http://d.hatena.ne.jp/takanofumio/20080419/p2)ニアミスしたIKEA港北店まで自転車で遠出。距離約20km、所要時間は2時間。
 平日の昼間のIKEAはとてもすいているけれど、べつに買い物があったわけではなく来ること自体が目的だったので、店内をずーっと歩いてすぐ帰る。お土産に特売のクッション(¥142)とグラス(¥349)を買いました。あ、出口でソフトクリームもたべた。↓これ

 帰りはルートを変更してあざみ野の方へ上り、J-WAVEを聴きながら渋谷にむかって246を走る。紹介されていたスガシカオの新曲と『落下の王国』という映画がおもしろそうだと思った。
 家族と一緒ならともかく一人で外出するのによけいな金は使いたくなかったので、おにぎりとお茶をつくって家から持っていったのだけれど、どこかでひとやすみしておにぎりを食べようと思っても場所が見つからない。大通りから裏へ入ったあたりには児童公園みたいなものがあるのかもしれないが、下手に裏道を通ってわけのわからんところに迷い込んでしまうのが面倒なので、適当に休めそうな場所を探す。同様の事情からか、歩道の隅、陸橋の影になっているところで近くの工事現場の警備員らしき人がしゃがんで弁当を食っていた。
 たとえば宅地の造成などがすすんでいなくて放置された雑木林などがあれば、ちょっと座り込んでおにぎりを食べたりしてもそれほど不自然ではないという気がするのだけれど、ここらへんの区画整理された土地はすべて「ナニナニ用の場所」として分節されてしまっていて、それ以外の行為は無言のうちに禁じられている。極端な話「ただそこに居る」ことすらできないわけである。「そこに居る」ための空間や時間は金で購われなければならない。資本主義の社会だからしょうがないことだと諦めなければならないことなんだろうかなあ等と考えながら、ひたすら自転車をこぐ。
 鷺沼をちょっとすぎたあたりに、ブランコとすべり台とベンチのある、すごーく適当に作られた公園?のごときものがあったので、そこでおにぎりを食べました(とりたてて旨くはない)。

とりあえず気持ちのよい1日ではあった。