11/26(水)(実は書いてるのは土曜日なんですが)

 出勤。
 あす遅番のひとりがおやすみ・あさっては自分ひとりで遅番で、たいへんしんどくなる予定なので、本日はとっととあがる。
 「WiLL」(この雑誌のなまえiだけ小文字なのがうっとうしいなあ)が「田母神論文のどこが悪い」特集。私が高校生の頃は「田母神」の部分が清水幾太郎だったり江藤淳だったりしたわけで、相もかわらぬ風景ではある。そんなことよりオバタカズユキが巻頭のコラムで筑紫哲也の事を書いているのだけれど、「温泉場発言だのTBSは死んだ発言だのには興味がない」とか「朝ジャ編集長時代のほうが印象に残っている」とか、自分の感想にそっくりなのでちょっとびっくり(→11/7)。いやべつに有名な人と意見が同じなので嬉しいとかそういうのではなくて、こういうシンクロニシティ(って言っていいんだろうか)ってあるんだなあということ。オバタ氏は1964年生まれでほぼタメである。なんていうか、そいういうのってわかるもんです。いぜん『セブン』『ゲーム』を見たときも、「あ、オレこの監督の考えてることわかるわ」と思い調べてみたら、案の定(だったのである)生まれ年が同じだった。これってなんなんだろうな。
 とはいえ、今週の週刊新潮だか文春だかで、元厚生官僚殺人事件の容疑者が宮崎勤宅間守・小川和弘(大阪の個室ビデオ店放火の容疑者)等々と同い年であることを、なにかことさら有徴性のある事実であるかのように書いているのを読むと、あまりのバカバカしさに脱力するんだけどね。