そして寛解へ…
よる実家の母親から電話。
何年かまえに統合失調症を発症した親戚が4月の終わりに入院したのだけれど、ついこのあいだ退院したのだそう。以前はなしを聞いていてちょっとたいへんなことになっているようだったのだが、主治医のみたてで薬を変えたのと、入院中いちど病棟をうつって、ほかの患者をみることで自分の病状をあるていど客観的に判断することができるようになったのとで、急速に恢復したということらしい。それまでは本人に病識がほとんどなく「自分はまともであって周囲がおかしいのだ」と主張していて、うちの母親にも「はやく目覚めてください」などと言っていたりしたのだそうだ。退院してからそれを言うと、「本当にすいませんでした」と謝られたと言っていた。無論わたしは精神医療にかんしては素人だけれど、もう大丈夫なんじゃないかという気がする。あとは素人判断で勝手に通院をサボったり薬をやめたりしなければ、このままやっていけるのではないかな。そうだったらいいなあと、ねがわずにはいられない。
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