5/1

 サツキが学校の宿題の「おんどく」で、どこを読めばよいのか見ようとしたら、ランドセルの中に連絡帳が見当たらない。というわけで夜の8時に学校に忘れ物をとりに。
 はたして連絡帳は机の中にあったのだけれど、一緒に靴下が5、6枚出てきた。びっくりして「なにこれ?」ときいてみたら、靴下をはいているのがきらいなのでつい学校でぬいでしまうんだとのこと。別にぬいでもいいけど、置きっぱなしにしとくなよ・・・とほほ。
 中学の国語の教科書かなんかで読んだ安岡章太郎の『サーカスの馬』を思い出す。「ドンマイ、ドンマイ」と無意味な掛け声をかけながらバスケットボールだかのコートをどたばた走り回る主人公にシンパシーを感じたものだったけれど、わが子もサーカスの馬だったとは・・・。先が思いやられるなァ。