TVや新聞を見ていると、なんだかんだ言って作り手のほうは「市井の、普通の人の意見」が欲しいんだなあと思うことがよくある。街頭インタビューとか投書欄とか朝日新聞の「ひととき」(だっけ?)みたいな素人の随筆のコーナーとか。もちろんそういう「一見普通の人の意見」に見えるものを使って世論を誘導しようという意図がないとは言えないし、また「私たちはこうやって町の人の言うことにも耳を傾けておりますよ」という免罪符にしている面もあるのだろうけれど、それと同時に、やっぱり関係者や専門家や報道する側だけの間で話を進めていっちゃまずい、と思っている節があるような気がする。



(後日追記)
この文章は書きかけのまま下書き状態にして放置してあったのだけれど、このあとなにを言おうとしていたのかすっかり忘れてしまった。いつか思いだすかもしれないのであらためてアップしておく。しかしこういうことがあると、あらためて「過去の自分はほとんど他人」だなあとつくづくおもうのである。