借りた本。

というわけで図書館に行き、

黒沢明「一作一生」全三十作品

黒沢明「一作一生」全三十作品

黒沢明―追悼特集 (KAWADE夢ムック)

黒沢明―追悼特集 (KAWADE夢ムック)

芥川龍之介短篇集

芥川龍之介短篇集

四十日と四十夜のメルヘン

四十日と四十夜のメルヘン

モモちゃんとアカネちゃんの本(2)モモちゃんとプー (児童文学創作シリーズ)

モモちゃんとアカネちゃんの本(2)モモちゃんとプー (児童文学創作シリーズ)

を借りる。影響されやすいのである。
芥川龍之介短篇集』という本は知らなかった。去年の6月発行かあ。配本なかったなあ。村上春樹が序文で、

 芥川龍之介は日本における「国民的作家」の一人である。もし明治維新以降の日本における、いわゆる近代文学作家の中から、「国民的作家」を十人選ぶための投票があったとしたら、芥川はまず間違いなくその一角を占めることだろう。私見ではあるが、そのリストには彼のほかには、夏目漱石森鴎外島崎藤村志賀直哉谷崎潤一郎川端康成、といった名前が並ぶのではないか。確信はないけれど、太宰治三島由紀夫がそのあとに続くかもしれない。夏目漱石は疑いの余地なくトップをとるだろう。芥川は、うまくいけば上位五人の中に潜り込めるかもしれない。これで九人、あとの一人はなかなか思いつけない。

と書いているけど、これは暗に「自分が」と言ってるようにしか見えないんですが。
四十日と四十夜のメルヘン』は表題作のエピグラムがなにより恰好いい。もう本文読まなくてもこれだけで決まりじゃ!(何が) とおもってしまう。