『天使にラブ・ソングを2』から"NUMB3RS"へ

昼TVをつけたらNHKBSで『天使にラブ・ソングを2』をやっていたので、途中からだったけど最後まで見てしまった。はじめはあまり乗り気でなかった高校生たちの聖歌隊の最初の発表会で、歌っているあいだに歌う喜びにめざめたメインボーカルの男の子が、思わずアドリブでシャウトするくだりとか、エモーションの高まりが実に自然でとてもよくできている。おもしろかった。
前作からひき続き出ているシスターたちのなかでもシスター・メアリー・ロバートさんが好きなのだけど、この人(ウェンディ・マッケナさん)ほかの映画に出てるのあんまり見ないなあと思いallcinemaなどを調べてみたら、そもそも映画にはあまり出てなくてTV出演が中心ぽい。"Law&Order"とか"CSI"とか"Dr.House"とか。そのなかで"NUMB3RS"のseason6がHuluのラインナップにあったので探して見てみた。"NUMB3RS"(これ打つの面倒だな)も普通におもしろかったです。
しかしそれにしてもなんつーかすごい時代になったなあとあらためて思う。いろいろ簡単すぎる。ふた昔前だと、ある女優さんのフィルモグラフィー調べるには(適当な本が手許になかったら)本屋か図書館に行かないといけなかったわけだし、10年前でもネットで出演作がわかっても作品を実際に見るには最低レンタルビデオ店まで行かなきゃならない。途中で面倒になって結局"NUMB3RS"まで辿りつけない可能性は非常に大きかったわけである。


さてここまでいろいろ楽になって、浮いたコストをわたしたちは一体なにに使っているのだろう?


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これの第7話"Shadow Market"です。