.ことし読んだ本

年末なので、ことし読んだ本やら映画やらをまとめてみようと思ってリストアップしてみたらまあ少ないこと。一応言い訳しておくと、読もうと思って手を出した本は山のようにあるのです。でも途中で面倒になったり関心が別のところに移ってしまったり時間切れになったりで、読了したのが極端に少ないというわけ。また以前読んだ本を再読したのも入れてありません。


マンガの遺伝子 (講談社現代新書)
 1月に図書館から借りてきてるんだけど、覚えてない…(呆)。

火の山ー山猿記(上) (講談社文庫) 火の山ー山猿記(下) (講談社文庫)
 5月。朝ドラ『純情きらり』がらみ。
 →6/5 『火の山―山猿記』についての覚書
 →6/6 いまさらですが『純情きらり』

ファッションフード、あります。: はやりの食べ物クロニクル1970-2010
 6月。
 →6/22 図書館で借りた本2冊

困ってるひと
 6月。
 →6/22 図書館で借りた本2冊

きょうも料理―お料理番組と主婦 葛藤の歴史
 7月。
 →7/20 山尾美香『きょうも料理』を読む

それでも、自転車に乗りますか?(祥伝社新書261)
自転車の安全鉄則 (朝日新書)
 7月。なんのきっかけでこの2冊を手にとったのか忘れてしまった。前者には自転車が加害者となった場合の実例が示されていてヒジョーに参考になる。入っていた自転車保険をアップグレードして家族までカバーするようにしました。後者はおなじみ疋田智節。あるTV番組にたいするdisがおもしろかったです*1

オレたちバブル入行組 (文春文庫)
 8月。ヨメさんが「『半沢直樹』の展開が気になる」と言って買ってきたのを借りて読んだ。原作の半沢はTVよりもだいぶワイルドな感じである(堺雅人は優等生すぎる印象)。続刊は未読。
 あちこちで言われてることだけど、池井戸潤はタイトルのセンスがなさすぎでもったいない。

アメリカ政治の現場から (文春新書)
 12月。huluで"The West Wing"をずっと見ていて興味が出てきたので読んだ本。シカゴ大学大学院を出てアメリカの議員スタッフになった日本人の話。冒頭で基礎知識として語られるアメリカの大学〜就職事情が興味深い。こういうのを参考にして日本の硬直した就職制度をどうにかしないと埋もれているはずの有用な人材がえらいもったいないと、素人は思うんだけどなあ(女性の人材についても同様)。「正規のルートを選択しない人間はめんどくさいからイヤ」ってことなんだろうけど。
 →12/7 「保守」と「リベラル」(渡辺将人『アメリカ政治の現場から』より)

大統領たちのアメリカ―指導者たちの現代史 (丸善ライブラリー)
 12月。トルーマンがこんな偉い人だとは知らなかった。写真を見たらちょっと徳井優さんに似てる(何)。
 →12/8 ハリー・トルーマンの話(宮本倫好『大統領たちのアメリカ』より)

パプリカ (新潮文庫)
 12月。huluで今敏監督の映画『パプリカ』を見たので。映画とだいぶ印象がちがう。



まあそれにしてもやっぱり少ないことに変わりはないので、来年はもうちょっとちゃんと本を読む人になりたいなあと思いました(小並感←流行語)。