11/24(月)

 世間は連休のようだが私は出勤である、って、これ書くの何度めだ。
 普通のシフトで私は日・月と遅番なので、連休だと二日つづけてだらけきった街をとおって職場に行かなくてはならないわけで、なにが悲しいといってこれほど悲しいことはないのである。
 出掛けに泣き顔のメイがしがみついてきた。彼女は、家族がみんな一緒にいる時間がなにより大切なのだそうだ。それでもこれほどあからさまに泣いたことはいままでなかったのでびっくりした。メイは今、いろんなことがものすごい勢いで「わかって」きているのではないかと思う。